ご挨拶
皆様こんにちは。棚橋和子です。
今年でアレクサンダーテクニーク(以下AT)を
教え始めて14年、フルートを教えて28年
くらいになります。
私が留学先のドイツから帰国して
ATを教え始めるようになってから、
世間の状況も随分変わって
行っている様に感じます。
私が教え始めた当時は、
「アレクサンダーテクニーク」と言う名前も、
聞いた事がない人が多かったと思うのですが、
最近では随分知名度も上がり、
教師の数も増えました。
と同時に、世の中には他にたくさんの
健康法があり、テレビでも毎日の様に、
肩こり体操の様なものが紹介されています。
しかしそんな中でも、私はきっと、
ATの様な物を探していらっしゃる方は
一定数おられるだろうと思っています。
私は、ATをどんな方々に
お勧めしたいかと言うと
「根本から自分の身体の使い方を見直してみたい」と思っておられる方たちです。
ATは、施術を受ける対処療法ではなく、
教育なので、レッスンと言う形式を取ります。
私達は「自分の身体の取り扱い説明書」を
持たずに生まれて来ます。
そして育って行く中で、学校教育として、
体育と言うものはありますが、
そこでは身体の使い方そのものについて
教えてくれないのが普通だと思います。
たまたま身体が上手く使える人は
運が良い人たちですが、
その人達も勘に頼っているので、
ひとたび怪我などで調子を崩すと、
上手くバランスが取れなくなってしまいます。
元々、身体を上手く使えなかった私も、
そう言う事は才能だからどうしようもない、
と思っていたので半ば諦めていました。
しかし、楽器をやって行くと言う事は、
そこに蓋をして誤魔化し切れる事ではない
と言う事は、薄々気付いていました。
そんな時、フルートの先生を通して
出会ったATは、私が諦めていた
「身体の使い方」を1から教えてもらえる
と言う事が、私には一番の驚きでした。
もちろん、長い間についた癖を
治して行くのは、時にとても時間がかかりますが、道筋がわかればあとは時間と共に根気強く
前に進んで行くだけです。
ATを学んで居て今も1番嬉しいのは、
歳はとって行くけれども、
昨年より身体のバランスが良くなっている事です。
私ももっと早くATに出会っていたらなあ、
と今でも思うし、多くの生徒さんも
そう言われる事が多いですが、
きっとATと出会った時が学ぶには
ベストの時なのでしょう。
肩がこる、腰が辛い、などは
対処療法で一旦良くはなりますが、
根本から解決できていないと、
結局治してもすぐ戻る、と言う繰り返しを
一生続ける事になってしまいます。
根本から身体が変わって行く事ができれば、
身体の不調も少なくなって行き、
健康の為に何かをする、
例えばヨガであったり、
水泳や筋トレなども、
効率よく怪我をせずに行うことができます。
更に楽器やダンスなどのパフォーマンスも
練習の成果が出せる様になるはずです。
寿命100年と言われる今日、
少しでも多くの人が
健康で快適に過ごせる為に
ATの良さがお伝えできれば
嬉しいと思っています。
2019年11月28日
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